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流れてこそ川

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釧路シャケの会34年目で迎えた危機 =北海道さけ・ます増殖事業協会からの毎年2万5千粒の発眼卵の供与が停止されてしまいました。
去年の秋サケの回帰がまれにみる凶作ということで当会に回す量が確保できない、ということです。
釧路に生活する私たちとしても事情は飲み込まざるを得ないものと認識しました。ただ、その後の話し合いの中で、放流事業をするのなら放流当日に2500の稚魚を供与することはできる、という話が出てきました。その際は当会がずぅーと続けてきた釧路川に放流するのではなく、新釧路川に放流してもらいたい、という条件が付きました。
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このことでずいぶんと考え、議論を交わしました。自分たちで育てた稚魚を自分の手で自然に返すことに意義を見つけてきた当会にとって、放流するだけの行為に意義はあるのか?等々。
結論として継続することが何より大事なことだ、ということになりました。
例年通りに放流式を挙行しよう。場所は当会のテーマである「岩保木水門」のところでやろう、ということまで決まりました。
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具体的には今年も積極的に参加してくれる「わかくさ保育園」の子供たちの安全を確保する方法を確立しなければなりません。その他、いろいろと取り組まなければならないことが多くあります。実施に向けてこれまで通りに皆様のお力添えをお願いしたい、と思います。なにとぞよろしくお願いいたします。
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by wakan55 | 2018-03-13 20:52  

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