湿原解放区 釧路川縦走 Ⅱ
凍り付いている釧路川を、氷上を歩いたのです。そこはまさに解放区。ほかのどこでも見ることのできない景色が見られました。
150年前の松浦武四郎の気分を味会うことができたような気がします。我々7名の足跡以外は、鹿とキツネの足跡しか見られません。
御神渡りのような氷の亀裂がみられました。流れない川ですが、潮の干満で氷が持ち上げられたり、引き潮で落ち込んだりしてできたのではないかと思います。ところどころにタンチョウの足跡も見られました。実行の翌日からは嵐がやってきて、我々が歩いた氷は裂けて幣舞橋の所まで流れてきました。ということはこういう贅沢ができるのは1月中旬から2月の末までという極めて短い期間だけ自然が提供してくれる「解放区」ですね。
カヌーから見た光景とは一味も二味も違うものでした。
by wakan55 | 2018-03-11 15:45