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鮭が帰って来ない

2/2道新朝刊
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経済からの視点だけではなく、どうして、という視点が必要だと思います。すべての生物はその種が存在している環境との折り合いをつけているから生きられていると思います。ホッキョクグマは北極圏という環境の中で数世代を超えて固有の種を確立させてきたのでしょう。サケにはふさわしい環境があるはずです。私たちは釧路湿原に原点的な環境を見ます。湿原を守れ、ということの中身はこの地で生まれ、育った固有種の意義を発見することにほかにらないと思います。人間の持つその場しのぎの価値づけを見直し、生態系の中で位置ずけられる視点が重んじられてもいい歴史に来たのではないでょうか。

by wakan55 | 2018-02-02 09:43  

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