稚魚放流式終了の挨拶
第31回シャケの稚魚放流式終了の挨拶
31回目を迎えた釧路シャケの会の稚魚の放流式も飼育体験の皆様をはじめ関係各位ならびにご理解・ご協力を頂いた皆様のお力添えによるものと感謝いたします。
今回は釧路刑務所の里親参加、放流式当日にはコロラド州立大学から15名が参加、お手伝いをしてくれました。開始以来毎回協力いただいている海洋防災ボランティア、水上安全法赤十字奉仕団の皆様、通訳を担当していただいた国際交流ボランティアの皆様、本当に多くの力で楽しく進行させてもらえました。
私たちの営みはだれかに指示されたものでも、頼まれたものでもなく、釧路川の再生がこの街には必要だ、と思う一人一人の市民の意識以外に負うところはありません。
くじ引きに似た見返りはなく、あるとすれば釧路川にサケが昇ってくる光景が見られる、ということです。
故郷を求め回帰してくるサケの習性は人間の中にも似たところがあるように思えます。
サケの持つ力に刺激される人間性によるものではないでしょうか。
釧路の象徴であるこの川がよみがえる日を心より祈願して、活動を続けていきたいと考えています。
今後ともよろしくご指導、ご理解、ご協力のほどを改めてお願いいたします。
平成27年5月吉日
釧路シャケの会
by wakan55 | 2015-05-07 13:48